ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
4月の終わり、家族が増えました。
その経緯はありがちで、うちのスタッフが猫を飼う事になり、話を聞いているうちに、家族を迎えたい衝動が抑えられなくなってきた、と言う訳です。
そうでなくとも、前々から動物を飼いたい飼いたいとは思っていたのですが、私は動物アレルギーで喘息持ちという、動物好きには致命的な欠点があります。特にモフモフしたものに目がない私には最悪です。以前、友人宅のウサギを、目が真っ赤に腫れあがり鼻がじゅるじゅるの状態で「可愛い!可愛いよぉ!!(喜)」
と頬ずりしながら抱きしめていたら、飼い主に引っぺがされたのを思い出しまた。
そんな私が、満足に世話も出来ないかもしれない生き物達のいのちを、簡単に預かるわけにはいきません。
しかし、小学校の頃に唯一飼った事のある、あの動物なら大丈夫じゃないかしら・・・
その名もハムスターさんです!
お迎えしたのは生後4カ月目の男の子です。
彼と出会ったその日、私はキンクマ(ゴールデンハムスターの中でも、全身がベージュ一色の種類)が欲しかったのですが、その店には居らず、同じ大きさのハムスターを見るだけのつもりで店員さんに蓋をあけて貰いました。
小さな水槽にひとりでちょこんと丸まっていた彼は、棚の上の周りの個体より少し色が濃く、模様がきれいだったのですぐ目に付き、触らせてもらうことに。
しかし持ち上げようとしても、ものすごい勢いで、狭い水槽を跳ねる。脱兎のごとく駆け回る。挙句の果てに噛もうとする。
私「臆病ですね。こういう子は大変ですよね。」
店「・・・そうですねぇ~・・・来たばっかりなんで、慣れるかもしれないですけどね・・・なんとも・・・」
私「・・・こっちのメスも触っていいですか?同じ時期に来た同じ種類の子ですよね?」
店「そうです。」(メスを持ちあげ、私の手の上に乗せる)
ハム♀「・・・」(私の手の上で、もってりした動きでもてーっと私を見上げる)
私「(ふてぶてしい・・・)オスと全然違いますね、すぐ慣れてくれそう。」
店「ええ・・・そうですね。」
私「お姉さんならどっちを飼いますか?」
店「メスです。」
店員のお姉さんの即答に、ソレに対するフォローなんて全然耳に入ってこなかったのですが、私はどうも彼が気になりました。
最後に触らせてもらって帰ろう、と手を差し出すと、さっきの格闘が嘘のように一気に私の腕を駆け上がって来るではないですか!
私「この子下さい。」
どうやら結局会った時には既にもう、彼の魅力にかかっていた様で・・・。
すぐにケージとエサ、トイレなど必要な品も購入し、小鳥箱に入れられ怯えている彼をなるべく揺らさないように手下げに入れ、大事に大事に連れて帰りました。
ハムスターは寿命が短いので、出会った時には少年だった彼が、この短期間で今は立派な青年です。
相変わらずビビりで、暗くしないと断固として小屋から出てきてもくれません。
(結果、(小屋の清掃もあるので)餌で釣って無理やり追い出して、ハムスターに怒られます。)
意外と噛まれた事は一度もないのですが、きちんと姿を見ることが出来ないと、健康状態が気になりますね。
夜は「ドタッ!カリカリカリククククククク・・・コリコリッガリッ」と大変元気な様子なのですが。もったいぶらないで少しは明るいところで顔見せてくれてもいいじゃない!という飼い主側の気持ちは察しません。(いや、察していても関係ありません。)
でも、そんな自由な所がまた可愛いのです。
可愛さゆえ、おうち狭いかなー新調しようかなー?でもせっかく慣れたばかりだし・・・とか、小屋の温度・湿度・使い勝手を考えると、何製のどの大きさがいいんだろう・・・と毎日悩んでいます。
あまり神経質になっても、彼が疲れるだけなんですけどね~。
色んなサイトを見てお勉強しつつ、他のお家のハムちゃんを見るけれど、やっぱりうちの子がイチバン♪
彼がいるので毎日癒されます。
目指せ!手乗りハムスター!
でも臆病だから、ちょっと道は遠いかもね・・・(^ω^;)