「いつもお世話になります。　ゆかたまつり、ぜひお越しください。…」

９月を前にして、今年も一枚の葉書が届きました。

気温がそうなのかもしれませんが、しかしそれ以前に、今年の夏は節電の影響でどこへ行っても、とにかく暑い夏でした。

毎年８月の終わりに催される、お好み焼き・げん気恒例のゆかた祭の風景です。

今年変わったこと…お昼の定食を始めました。

600円定食。　お好み焼き（ぶた玉、又は　いか玉）、焼きそば、とんぺい焼きのいずれかを選び、それにご飯、味噌汁、漬け物と冷や奴がつきます。ご飯、味噌汁、漬け物は、おかわり自由です。

近隣の企業はみな節電による早帰り。　その影響もあるのでしょうか？

震災による節電の暑い夏を耐え抜いたかと思うと、これまた未曽有の被害をもたらした台風…人間に、そして人々の心に牙をむいた自然。　墨色、浅葱色、青竹色、紅梅色…自然から生まれた和の色彩が、ゆかたを眩しく映し出します。　台風が多い分、炎暑の日差しは、いつもの年より急ぎ足で遠のいていくかのよう…。
　
いつしか蝉の声が消えて、ここ芝田でも、コオロギの演奏を聴くようになりました。