ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
私は、結構活字好きで、先日も電車の中だけでは物足りず、もう少し本を読みたいと入った喫茶店。 最近できた駅に直結するビルに入っている喫茶店に、まだ時間大丈夫かなぁと思いながら行ってみた。
最近よくある陽光差し込むガラス張りの、生クリームののっかったフレーバーティーが出てくるような「カフェ」ではなく、照明を落とした静かな雰囲気の「喫茶店」と言う感じ。でも決して入りにくいわけではない、広く取ったエントランスから、奥へ向かって入りました。
整然と並ぶ同じ椅子とテーブルに、天井の真上と斜めからピンスポットがあたり、何も置いていないテーブルを照らしている。壁付けのソファーは背もたれが高く天井に続き、隣の声を気にせずに過ごせる程良い空間を作り出している。
ここだったら、集中して読めると、珈琲をオーダーし、早速テーブルに着き、文庫本を開いた・・・。
少しして、珈琲が運ばれてきた。
繊細な白い陶器のカップに「ブラック」という形容がピッタリの珈琲が注がれて、とってもいい香りを立ち昇らせていた。
そして口に含むと、きりっとした苦みが広がった・・・。
おかげさまで、本を1冊読破し、気分よく家路についた。
その喫茶店は、関西では老舗の「丸福珈琲店」のJR高槻店。
濃い珈琲の極みと言われる珈琲が特徴だという。
ネットで販売もしているようですが、私は、そこに行って、その濃さの極みの珈琲を繊細な白いカップで飲みながら、文庫本を読みたい!
そう思います。