ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
20代後半のある日…
「あなた水族館好き?」 「はい好きです。」
「トカゲは?」 「はぁっ? まぁ・・」
「触れる?」 「たぶん・・・」
それが私のイベント業界への遅いデビューで、千葉県に在住のアマゾンのナマズ博士・松坂實氏との会話がきっかけでした。
それから十数年、生き物特に魚・ナマズ・爬虫類の展示イベントから、素人ながら簡単な飼育のいったんを担ってきました。ここから私は、アマゾンの魚・ナマズ・爬虫類に目覚めたのです・・・。
お盆休みに鳥羽水族館に行ってきました。
目的は、アマゾンに棲息する世界最大の淡水魚「ピラルクー」に会いに・・・。
現地語で「ピラ」は魚、「ルク」は赤い、という意味をもつ魚で、古代からその姿を変えずに生き続ける古代魚です。
水族館の大きな水槽にゆったりと泳いでいる彼らの中の1匹が、昔私が松坂氏の元で管理していた『やつ』だったからです。
親心というのでしょうか?「みんなと仲良くやっているか?病気はしていないか?」などと勝手に思いながら・・・。
当然のことながら、どれがその『やつ』なのかわかるはずもなく向こうも覚えているわけもなく、ただ悠々と泳いでいるその姿に安心して帰りました。
私は、すでにその業界を離れ、会社勤めの毎日ですが、少しでも人間以外の生き物たちとどこかで触れ合っていたいと、今は、北米産のカメと暮らしています。
将来、家の中を大きな陸ガメがノソノソと歩き、私の帰りを待っていてくれるのが夢なのです。