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ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

釣り紀行3

今回の舞台は西宮の浜から伊勢の浜まで連休を使って行って参りました。
まずは西宮へマウンテンバイクで移動です。このマウンテンバイクはシマノ製です。私は同社の綺麗なボディに魅惑され20年間浮気をせず、バイクは次から次へと乗り変えましたがメーカは一度も変えていません。

99さて自宅から17キロある西宮までバイクペダルをひたすらこぐこと50分、西宮浜へ到着。そこで太刀魚の仕掛けをつくりました。餌はきびなごです。太刀魚の引きはまた凄いのです。一度釣りあげた方なら良くご存知かと思います。しかし、そのぴかぴか光る魚体は、夜は月明かりに反射してさらに光輝き、とても言葉にできないほど綺麗です。もし魚のファッションショーがあるなら、太刀魚が一番綺麗だと思います。真鯛も綺麗でしょうが、、、、、。

ケミホタルをつけキャスト(我ながらいいキャストだな)といろいろ考えていると、突然うきが沈みました。これは大変!とリールを巻き上げ{太刀魚}かな?と思いきや(なんだ~お顔が違うじゃないか)…{かます}でした。私はこのロマンチックなケミホタルをずっと眺めていたかったのですが、次の予定先である郷里・伊勢に向かわなければなりませんでした。ヨーロッパ人の友達と近鉄特急に乗り込み、いざ出発。彼女はサーフィン、私は釣り、とめいめい目的は違いますが、目的地は一つ。伊勢の海です。

伊勢に到着して、私たちは夜11時頃から海へ出かけました。波のうねりの間の夜光虫がまるで綺麗なネオンのように青く光り、太刀魚と同様、夜のショーに私と友達は見とれてしまい、もう一人のヨーロッパ人の友達が来たことも気がつきませんでした。

100ここ伊勢志摩、阿児国府の集落は{嫁の天国}と呼ばれ、400年前から続いている風習があります。それは隠居制度のことなのですが、要するに嫁と姑、は一緒に住んではいけないというものです。もちろんトイレもお風呂も台所も別々です。別居・別食・別財と、ある意味、お嫁さんにとっては本当にいい所です。

私の祖母も85歳まで、一人で食事から身の回りのことすべてを人に迷惑をかけずにやっていました。好きなときに起きてご飯を食べ、好きなときに海に散歩に行っていました。ですからこの地方では、どこの家でも一つの屋敷内に4つは家が建っています。伝統的なことですが、出来るところまで人に頼らず自分でやるというこの考え方は、素晴らしいと私は思います。

2007/10/21 posted by シーバス