地球温暖化とは良く言われてきましたが、『厳しい寒さ』という言葉がどうしても似つかぬこの冬。やはり、なぜか暖かい。しかも世界的にだとか。なんでも、赤道付近でのエルニーニョ現象の影響が大きいのだそうです。

ロシアでは、氷上の釣り愛好家たち数百人が解けた氷から湖に落ちて遭難し、スイスでは、雪不足でスキーの国際大会が中止され、中国では、それでもロケット弾式人工降雪機でスキー大会をなんとか行い、原油価格はどんどん下落し、自然界では、クマが冬眠できずに、たいへんクマっている？そうです。もちろんクマだけでなく、野生動物みんなですが、なかでもハリネズミは冬眠リズムが狂い早めに目覚めたため、いわゆる酔っ払い状態でフラフラ歩き回り、簡単に大きな肉食動物の獲物になっている、のだそうです。

渡り鳥の渡来時期も数週間遅れてると聞けば、鳥インフルエンザ、凶悪・殺人事件、…と、今年になって新聞紙面はあまり良くない言葉で賑わっているように思えてなりません。そしてもういつの間にか、一月も最後の週となりました。

暖冬で、もう咲きかけていた梅を見つけました。昨年より半月ほど早いのでしょうか。