ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
『毎週水曜日の夜は着付けのお稽古』という生活を3年以上続けて、昨日、ついに終了致しました。現在は『一級着付士・技能三段』という肩書きを持っております。
カルビのささやかな自慢です。
お稽古を始める前は、「自分がキレイに着れたらいいな」ぐらいに考えていましたが、進むにつれ、着物自体の奥深さにどんどん魅せられていきました。
周知の事ですが、『着物』は日本の民族衣装であり、日本人の美意識の集大成です。女性がむやみに顔を見せられなかった平安時代は、十二単の襟元の襲色めで美人かどうかを判断したとか。
また未婚女性の第一礼装であるお振袖は、袖丈が1m以上ありますが、
一昔前まで、この袖は女性からの求愛方法として大いに役立ったそうです。
好きな人の前では袖を前後に振り、嫌いな人の前では横に振り・・・
口下手な日本人らしい、何とも奥ゆかしい愛情表現ですね。
これからも着物に触れて日々を送りたいと思っています。
そしていつか私が母になった時には、(一体いつになるでしょう?)
自分の娘には七五三、十三参り、成人式、そして花嫁衣裳まで
手ずから着付けてあげたいな、と楽しみにしております。