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ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

カニカニ女4人旅

朝の9:30、大阪駅の銀の鐘にて集合。若者らしくみんなで朝マックを食べ、(一番若いくせにしっかり者の『塩タン』が、割引券を持参してくれました。)長距離バスに乗り込みました。目的地の皆生温泉までの所要時間は約3時間半。苦になるほど長時間という訳でもないのに、乗り込むや否や、酒豪の『ハラミ』と『カルビ』は酎ハイで乾杯しておりました。ほろ酔い気分の二人は、みだりに運転者に話しかけたり、うしろでおとなしく旅を満喫していた『ユッケ』と『塩タン』にちょっかい出したりと思いっきり車中の雰囲気を乱していたと思ふ。

某旅行代理店のU野さん一押しの旅館に着いてみると、美しく上品な女将さんが出迎えてくれましたが、普段からおしとやかさとは縁の無い4人はその気品溢れる立ち居振る舞いにドキドキ致しました。皆生温泉は塩の湯。美肌効果があると言うその温泉にたっぷりと浸かった後、待望のカニづくし会席。お膳の上がカニ一色!「お嬢さん方には量が多いと思うので、すみっこの身は気にせずに豪快に贅沢にどんどん召し上がって下さいネ」という仲居さんのアドバイス通りに次々頂いていくものの、次から次へと出てくるカニ料理に恐怖すら感じました。そのうちに「牛になってもいい、苦しくて動けない」と言いながら『ユッケ』が脱落。浴衣姿で横になり(非常に艶かしかった)、続いて『塩タン』も「もう無理です。カニ雑炊を待ちます」と茹でガニを放棄。持ち込んだ梅酒相手に黙々と食べていた『ハラミ』も静かに脱落(気付いた時には縁側で満足げに煙草をふかしておりました)。一人残った『カルビ』は、ビール片手に「次はいつ食べられるかわからないから」と『塩タン』が残したカニ味噌&茹でガニを横領、喉元までカニを詰め込みましたが、やはり最後は牛になりました。仲居のお姉さん曰く、「右側を下にして横になると消化が早まる」らしいです。食べ過ぎて苦しい時は皆様もご参考下さいませ。

次の日は「お笑いかにバスツアー」に参加しました。お笑い芸人さんと一緒に名所を回りながら、大阪まで帰るというバスの旅です。ご同車下さったのは、落語家の林家笑丸さん。『カルビ』好みの正真正銘の男前でした☆★途中立ち寄った「お菓子の嘉城」はお菓子の製造現場を見ながらお買物ができ、なおかつ、全商品試食付きというなかなか粋なところでした。お饅頭・お煎餅・お漬物・てんぷら・おそば・お茶・・・広い館内に所狭しと並んだ食品を、『ユッケ』と『カルビ』は夢見心地で食べ続けておりましたが(大阪のおばちゃんそのもの)、館内を2周したにも関わらず、何も買わずに出て参りました。(『余は満足じゃ♪』←バスに乗り込んだ時の『カルビ』のセリフ) その代わりと言っては何ですが、『ハラミ』と『塩タン』が「大阪から買出しに来たのか!」と笑丸さんに突っ込まれるほどお買物をしておりましたので、嘉城の皆様、二人の無礼をお許し下さい。

今思い返してみると、わずか一週間前の出来事なのに、もう遥か昔の事のように思えてなりません。何もかもが面白おかしく、笑い続けた二日間でした。お料理があり過ぎて何から食べていいのかすら分からなかった私達に、手取り足取り教えて下さった仲居のヤス子さん、素敵な笑顔の菊乃家の皆様、車酔いと闘いながら道中ずっと笑わせて下さった笑丸さん(←彼は、落語の他にもウクレレ漫談・手品・南京玉すだれ、と実に多芸な二枚目でした)、この旅でお世話になった全ての皆様に心からの感謝を送ります。そしてこの日のために東奔西走して下さったU野さん、本当にありがとうございました。行きのバスの待合所に不意に現れ、バスが見えなくなるまで手を振って下さった時は、四人が四人とも目頭が熱くなり、キュンと致しました。

2006/02/18 posted by カルビ